News

最新ニュース


2025.10.04
大会結果

【第79回 国民スポーツ大会 わたSHIGA輝く国スポ2025 成年男子】宮城県が準優勝!

大会名:第79回国民スポーツ大会わたSHIGA輝く国スポ2025


場所:長浜城テニスガーデン(長浜市民庭球場)


日時:10月3日(金)、4日(土)




 10月3日から2日間、滋賀県長浜城テニスガーデンにて第79回国民スポーツ大会わたSHIGA輝く国スポ2025(成年男子)が開催された。早稲田大学からは、宮城県から浅見、奈良県から安達がそれぞれ代表として出場した。また、早稲田大学卒業生の選手も数多く出場していた。

 平成20年卒鬼頭貴之先輩、平成22年卒長江光一先輩、平成23年卒鹿島鉄平先輩、平成24年卒中本圭哉先輩、平成25年卒品川貴紀先輩、平成27年卒高月拓磨先輩、平成29年卒安藤圭祐先輩、令和元年卒内本隆文先輩、令和2年卒上松俊貴先輩、内田理久先輩、令和3年卒山根稔平先輩、令和5年卒荒木駿先輩、令和6年卒端山羅行先輩、吉田樹先輩など、多くの先輩方が滋賀の地にて奮闘した。

 初日は、準々決勝までの試合が行われた。安達が所属する奈良県は一回戦で愛知県と対戦し、ダブルスの3番として菊山選手(法政大)とペアを組み出場したが、相手の流れを掴む強気なプレーに気押され1-④で敗北した。しかし団体としては②-1で勝利し、準々決勝に進出した。準々決勝では浅見が所属する宮城県と対戦した。初戦同様、安達はダブルスの3番として出場した。団体カウント1-1という接戦で、浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)との対戦となった。安達の堅実なボレーも光ったが、前回王者の奈良県に挑戦する宮城県の勢いが止まらず、ゲームカウント1-④で宮城県に敗北した。浅見が所属する宮城県は一回戦、鹿島先輩が所属する宮崎県と対戦した。浅見もダブルスの3番として出場し、団体カウント1-1というプレッシャーのかかる場面での試合となった。浅見・早坂組の隙をつく鹿島先輩のボールに翻弄されるが、浅見の強気なシュートボールも劣らず3-3のファイナルゲームとなった。ファイナルゲームでは浅見の前衛を翻弄するゲーム展開と粘り強さが光り、④-3で準々決勝へと駒を進めた。そして準々決勝では前回王者の奈良県と対戦する。団体カウント1-1で安達・菊山組との3番勝負になるが、浅見と早坂選手の連携と勢いが勝り、④-1と奈良県に勝利した。宮城県代表の浅見がベスト4へ駒を進め、2日目進出を決めた。

 本日は、安達が所属する奈良県は5~8位の順位決定戦に、浅見が所属する宮城県は準決勝・決勝にそれぞれ臨んだ。安達が所属する奈良県は5~8位決定予備戦において、山根先輩、荒木先輩、吉田先輩の所属する、東京都と対戦した。安達はダブルスの1番として昨日に引き続き菊山選手と組んで出場し、四位・荒木組と対戦した。安達の堅実なボレーや、菊山選手の巧みなネットプレーが冴え渡り、④-1で快勝した。第一対戦に勝利したことで勢いづいた奈良県は、続く二対戦目のシングルスを④-0で完勝し、次へと駒を進めた。その後、奈良県は5・6位決定戦において香川県と対戦した。前回と同じく、安達は菊山選手と共に第一対戦のダブルスに出場し、小山・豊田組(明治大・立教大)と対戦した。安達・菊山組は相手の攻撃的な平行陣や粘り強いストロークに苦しめられ、両者一歩も譲らぬ激しい一進一退の攻防が続いた。その結果、ファイナルゲームまでもつれる展開となった。しかし、ゲームカウント3-3からは安達・菊山組がコースをついた鋭いボレーや強烈なスマッシュなどで相手を圧倒し、④-3でこの接戦を制した。第一対戦目の勝利で流れを掴んだ奈良県は、続く第二対戦を④-1で危なげなく勝利し、5位となった。浅見が所属する宮城県は、中本先輩や品川先輩の所属する福井県と準決勝で対戦した。浅見は昨日に引き続き、浅見・早坂組でダブルスの3番として出場した。しかし、一対戦目の根岸・中尾組(日体大・中央大)、二対戦目の佐藤 駿丞選手(日体大)がそれぞれ勝利したことにより、勝敗が決してしまったため、浅見に出番はなかった。これにより、宮城県は決勝進出を決めた。決勝は、長江先輩、内本先輩、上松先輩や内田先輩を擁する広島県との対戦となった。浅見は前回と同じく、浅見・早坂組でダブルスの3番として出場した。試合は第一対戦目からゲームカウント3-3のファイナルゲームとなる接戦であった。宮城県の根岸・中尾組が内田・上松組(NTT西日本)を追い詰めるも、上松選手の堅牢な守備に阻まれ惜敗した。絶対絶命の状況に置かれた宮城県は最後の希望を第二対戦目の佐藤 駿丞選手に託すも、本倉 健太郎選手(NTT西日本)の巧みな配球に敗れた。この結果、浅見・早坂組にバトンを渡すことのできなかった宮城県は準優勝となった。

 今大会では準優勝という良い結果を収めることができた。来週には大学対抗戦が控えているので、本大会で見つかった課題を克服し、優勝できるように日々研鑽を積んでいきたい。

 応援ありがとうございました。引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。




〈成年男子〉

宮城県 準優勝

一回戦

宮城県②-1宮崎県

根岸・中尾組(日体大・中央大)3-④川﨑・森組(日体大)

佐藤    駿丞選手(日体大)④-1井口    雄介選手(スマッシュイグチ)

浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)④-3鹿島・森田組(都城市立山之口中学校教員)


準々決勝

宮城県②-1奈良県

根岸・中尾組(日体大・中央大)④-1小島・永江組(立命館大・福岡大)

佐藤    駿丞選手(日体大)1-④橋場    柊一郎選手(法政大)

浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)④-1菊山・安達組(法政大・早大)


準決勝

宮城県②-0福井県

根岸・中尾組(日体大・中央大)④-1中本・中村組(福井県庁・明治大)

佐藤    駿丞選手(日体大)④-3阿部    智貴選手(福井県庁)

浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)-品川・早川組(福井県庁)


決勝

宮城県0-②広島県

根岸・中尾組(日体大・中央大)3-④内本・上松組(NTT西日本)

佐藤    駿丞選手(日体大)0-④本倉    健太郎選手(NTT西日本)

浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)-長江•内田組(NTT西日本)


奈良県 第5位

一回戦

奈良県②-1愛知県

小島・永江組(立命館大・福岡大)④-1足利・安藤組(東邦ガス)

橋場    柊一郎選手(法政大)④-0坂口    壮亮選手(広中タックスサポート)

菊山・安達組(法政大・早大)1-④坂口・大友組(明治大・東邦ガス)


準々決勝

奈良県1-②宮城県

小島・永江組(立命館大・福岡大)1-④根岸・中尾組(日体大・中央大)

橋場    柊一郎選手(法政大)④-1佐藤    駿丞選手(日体大)

菊山・安達組(法政大・早大)1-④浅見・早坂組(早大・ウィナークラブ)


5〜8位決定予備戦

奈良県②-0東京都

菊山・安達組(法政大・早大)④-1四位・荒木組(ベスト・ヨネックス)

橋場 柊一郎選手(法政大)④-0山根 稔平選手(KSA)

小島・永江組(立命館大・福岡大)-吉田・大辻組(大塚製薬・明治大)


5・6位決定戦

奈良県②-0香川県

菊山・安達組(法政大・早大)④-3小山・豊田組(明治大・立教大)

橋場 柊一郎選手(法政大)④-1岩田 皓平選手(日体大)

小島・永江組(立命館大・福岡大)-内田・野本組(法政大)




優勝:広島県

準優勝:宮城県

第三位:福井県




(文責・矢追 政経・1)